伊豆箱根鉄道は、スマートフォンで購入から利用まで行える「デジタル乗車券」の発売を2021年11月15日(月)から開始しました。
デジタル化される乗車券は、駿豆線1日乗り放題乗車券「旅助け(たびだすけ)」(大人1,040円・小児520円)および、大雄山線1日フリーきっぷ「金太郎きっぷ」(大人560円・小児280円)の2種類です。「旅助け」は駿豆線(三島駅〜修善寺駅間)、「金太郎きっぷ」は大雄山線(小田原駅〜大雄山駅間)が1日乗り降り自由で、内容・おねだんとも従来の紙のきっぷと変わりありません(路線図は下図を参照)。
RYDE(東京都渋谷区)が運営するアプリ「RYDE PASS」をダウンロードし、会員登録後にキャッシュレス(クレジットカード、Apple Pay、Google Pay)で購入することができます。複数人数分をまとめて購入することもできますが、購入後は人数変更ができません。利用開始ボタンをタップした後、駅係員に乗車券画面を提示して乗車します。無人駅や駅員の配置されていない時間帯に利用する場合は、駿豆線は駅に設置されているインターフォンで、大雄山線は電車の乗務員にそれぞれ画面提示することで乗車が可能です。
伊豆箱根鉄道は、対面での窓口対応がないため安全・安心に利用でき、駅窓口での乗車券購入や現金払いの手間が省けて便利になると話しています。なお、紙のきっぷの「旅助け」「金太郎きっぷ」も引き続き各駅で発売するとのことです。